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LA LA LAND鑑賞

巷でなかなか評判の良いらしい映画『LA LA LAND(ララランド)』を、友人たちと鑑賞してきました。

巷の評判は本物なのか?
映画館に観に行く価値はあるのか?

上記2つの点を最終的に判断すべく、色々な面からレビューしてみたいと思います。

なお、本記事には多少ネタバレが含まれます。
このネタバレは映画の楽しみを損なう性質のものではありませんが、どうしてもネタバレが嫌だという人はここで他のページに移っていただくか、最初の見出し『総合的な感想』だけをご覧いただいて後はやめておかれるか、どちらかにしていただければと思います。

総合的な感想

映画を観終わってすぐに思ったことは、「なんかモヤモヤするな~」「思ってたのと違う」でした。
なんかもっと良くなっただろうに、惜しいという感じでしょうか。
かといって全然ダメかというとそういう訳でもなく、星5つ中3つぐらいの点数といった印象です。

良かった点

まず初めに『LA LA LAND』の良かったポイントを挙げていきます。

音楽が良い

この作品には主人公が演奏する音楽として、また映画そのもののBGMとして、たくさんの曲が流れます。
誰もが聞いたことのあるような曲も流れれば、あまり有名でないけれど凄く雰囲気のある曲も使われております。
格好いい曲、泣かせる曲、楽しい曲、繊細で美しい曲などテイストも様々でどれもセンスのある曲なので、サウンドトラックCDが少し欲しくなってきてしまいました。

ミュージカル演出が楽しい

ミュージカル映画なので当然ミュージカルシーンには力が入ってます。数多くの役者やセットを豪勢に使ったとても大規模なミュージカルシーンは「やっぱりハリウッドだな~」と思わせるものでした。
色んな役者が出てきて色んな動きをするのですが、その動作のひとつひとつがかなり細かいものだったりして見応えがあるものとなっています。
ちょっと詳しくは覚えていないのですが、確かミュージカルシーンは長尺を一発撮りしたものも多かったように思います。
完璧な演技と歌と踊りを(歌はアフレコかも知れませんが)一曲通して大人数でミスなくやってのけるのは本当に驚愕としか言いようがありません。
もしかしたら観る者に分からないようにVFX処理(人物は分けて撮っておいて、後で合成するなど)をされているのかも知れませんが。

主人公に感情移入ができ、示唆もある

夢を追う女性が数多くの理不尽な目に遭い、自身を失っていく様子は非常に共感できるなと思ってしまいました。

イマイチだと思った点

逆に『LA LA LAND』のイケてないと思った点です。

ミュージカル映画としては中途半端…?

予告やポスターで観た印象よりは、ミュージカルシーンの数が少なかったように思います。
もっと突き抜けてミュージカルシーンを増やしまくれば、それなりに満足度が上がったのではないでしょうか。

予想外の展開…。これで良いの…?

冒頭から何十人(どころではないかも知れない)のダンサーがノリノリの音楽で踊りまくるシーンなので、勝手に『シンプルで楽しくなる映画』という先入観を持ってしまったのですが、これが間違いでした。
お約束の喧嘩シーンなどもあったりとベタな展開もあるんですが、結末は結構意外性のあるものでした。意外性といっても観客をうならせるようなものではなく、どちらかというと「あー、そっち行っちゃったの…?」系の意外性です。
シンプルすぎる王道ハッピーエンドをあえて外した感があったのですが、なんとなくこの手の映画には王道の結末のほうが合うような気がします。『シンプルで楽しくなる映画』を期待していただけに、このひとひねりされたラストはスッキリしませんでした。

ちなみに一緒に観に行っていた友人6人もだいたい同じような感想だったようです。もちろん人によって評価変わりますが、この映画が「大衆的」かと言われればちょっと疑問ではあります。

まとめ

個人的にはこの映画は、映画館で正規の料金を払ってまで観るほどではないと思いました。
音楽にこだわりのあるミュージカル映画はできれば劇場で観たほうが良いという固定観念はあるでしょうが、この映画について言えばさほど映画館の音響効果が映画を引き立てているという感じもしませんでした。お家でBlue-Rayで観ても十分楽しめる作品だと思います。

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