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ただのOLがなぜ1年半のブログ発信で出版にまで至ったのか

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こんばんは。フリーランスデザイナー、キタガワです。

昨日、12月に初の著書を上梓されたブロガーのあんちゃさんの出版記念講演が大阪で開かれたので行ってきました。

ちなみに僕はあんちゃさんが主催するフリーランスのためのオンラインサロン『ヤるサロン』のメンバーとしてカメラ撮影を担当していたのですが、かなり素晴らしい内容だったのでこのブログでもシェアしてみることにしました。

なお、カメラ撮影でメモなどが取れなかったため、他の方が講演中にツイートしたものを引用させていただきたいと思います。

ただのOLが1年半のブログ発信で出版に至った経緯

あんちゃさんがブログを始めたきっかけは、とあるイベントにてブログで生計を立てている人と出会ったことだそうです。

そしてその人に「ブログは習慣化しなきゃだめ」とアドバイスを受け、まずは1ヶ月間(30日)分のネタのリストアップから始めたとのこと。

やると決めたら余計なことは考えずにとにかくやる。

毎日仕事後にファミレスやマックに行き、「書き終わるまでは帰らない」というルールを自分自身に課し、モチベーションがあろうがなかろうがやるしかない状況を作っていたそう。

それを徹底できるのがまた彼女のすごいところでもあります。

それでもやっぱりブログ開始当時は1日2〜3アクセスという状態で、かなり孤独だったそうです。

それを抜けるために、Twitterで積極的にフォローしたり、自ら絡みに行ったりという地道な活動を続けたら、徐々にSNSからのアクセスが増えてきたそうです。

そして「小さな違和感」を積み重ねてきた会社を飛び出します。

この時なんとブログからの収入は月に約4万円ほどで、貯金も3ヶ月ほど生活できる程度だったとのこと。

この時彼女は「3ヶ月やってみて結果が出なければ、再就職しよう」と決めてブログに集中し始めます。

ちなみに会社を辞めてフリーランスとしてやっていくかどうか迷っていた時、当時の彼氏さんに

「会社辞めたら死ぬの?」

と言われ、

「そうか、日本じゃどれだけレールからはみ出しても死ぬことはないじゃん」

と覚悟を決めることができたそうです。

こちらはマーケターであるイチハヤさんの、あんちゃさんが出版に至った客観的な要因です。

あんちゃさんは自分の個性が「普通であること」だと思っているそうです。

普通であるからこそたくさんの読者に共感される。

普通であることはブロガーにとって最大の強みだというのです。

そして「普通」である自分を、どれだけブログにのせて伝えられるかが、大事だと最後に言われていました。

普通であることは武器だけれども、その武器を使って共感を得られるかどうかは自分次第なのです。

まとめ

今回のトークライブを聞いてみて、あらためてあんちゃさんの「普通さ」と、それを発信するために自らを追い込んでいるんだなということを感じました。

ファシリテーターのイチハヤさんの言葉ですが、誰もがSNSを使って発信できる時代になり、普通の人が等身大の意見を発信することこそが絶大な共感を生む時代となっていきます。

等身大の自分と向き合い、それを言葉にのせて伝える。

あんちゃさんは、会社や組織で小さな違和感を覚えながらも我慢して生きている若い人たちに対し、

「レールからはみだしても、失敗しても死なないんだよ」

という全力のエールを送っているように見えました。