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北川ともあき

北川ともあき|商業イラストレーター

書籍・雑誌などのイラスト制作を中心に活動するフリーランスの商業イラストレーターです。Adobe製品の使用歴は20年以上。現在もIllustratorやPhotoshopを使ってMacで日々制作を行っています。

キタガワ
キタガワ
私は普段の仕事でIllustratorを中心に、書籍や雑誌向けのベクターイラストを制作しています。作業内容としては比較的シンプルなイラスト制作が多いため、MacやAdobeの環境を選ぶ際も、実際の制作内容に合ったバランスを重視しています。

この記事では、Adobe製品を長年使ってきたユーザーの視点から、Adobe Creative Cloudをできるだけお得に利用する方法や、購入前に確認しておきたいポイントを解説します。

Adobe Creative Cloudをできるだけ安く使うには?

IllustratorやPhotoshopを仕事で使っていると、「Adobe Creative Cloudをもう少し安く利用できないかな?」と考えることがありますよね。

Adobeの料金やプラン、販売方法は以前と比べてかなり変わっているため、数年前に書かれた「Adobe CCを安く買う方法」をそのまま参考にするのはおすすめできません。

この記事では、2026年現在の情報をもとに、Adobe Creative Cloudをできるだけお得に利用するために確認しておきたい方法を整理します。

結論:Adobeを安く使うなら「セール」「プラン選び」「正規販売店」をチェック

Adobe Creative Cloudを安く利用する方法は一つではありません。購入時期や利用するアプリ、契約期間によって最適な方法が変わります。

Adobe Creative Cloudを安く購入するなら、まずAdobe公式のキャンペーンを確認し、そのうえでAmazonなどのセールやデジハリなどの選択肢を比較するのがおすすめです。

ただし、最安価格だけではなく、自分が使うAdobeアプリ・契約期間・更新条件まで確認して選びましょう。

こんな人おすすめの購入方法
すぐにAdobeを使いたい人Adobe公式のキャンペーンを確認
少しでも安く購入したい人Adobe公式・Amazonなどのセールを比較
Adobeの使い方も学びたい人デジハリなどの講座を検討
IllustratorやPhotoshopだけ使う人必要なアプリの単体プランを検討
複数のAdobeアプリを使う人Creative Cloudの複数アプリプランを検討

重要なのは、「とにかく安い方法」を探すだけではなく、自分に必要なAdobeアプリや契約形態を確認することです。

ここから先では、それぞれの購入方法について詳しく解説します。

まず知っておきたい、現在のAdobe Creative Cloudのプラン

Adobe Creative Cloudには複数のプランがあり、IllustratorやPhotoshopを単体で使う方法から、複数のAdobeアプリをまとめて利用できるプランまで用意されています。

現在の個人向けプランでは、Creative Cloud StandardとCreative Cloud Proがあり、StandardはPhotoshopやIllustratorを含む20以上のクリエイティブデスクトップアプリを利用できます。年間プラン(月々払い)の基本価格は6,480円/月です。

Creative Cloud Proは20以上のアプリに加えて、Adobe Fireflyのより高度な生成AI機能などを利用できる上位プランです。基本価格は年間プラン(月々払い)で9,080円/月ですが、新規購入者向けの期間限定キャンペーンが実施されることがあります。

IllustratorやPhotoshopだけ使いたい場合

Illustratorだけ、Photoshopだけなど、使いたいアプリが限られている場合は、単体プランのほうが合理的なことがあります。

一方で、IllustratorとPhotoshopを両方使い、さらにPremiere ProやAfter Effectsなども使うのであれば、複数のアプリが含まれるプランを比較したほうがよいでしょう。

Adobeのプランは今後も変更される可能性があるため、契約する際はAdobe公式の最新の料金・プラン内容を確認してください。

Adobe公式のセール・キャンペーンを利用する

Adobeを購入する方法として最も分かりやすいのが、Adobe公式サイトのキャンペーンを利用する方法です。

Adobeは期間限定で新規購入者向けの割引キャンペーンを実施することがあり、現在もCreative Cloud Proについて期間限定価格が案内されています。キャンペーンの対象者や割引率、適用期間は変更されるため、購入時点の公式ページを確認することをおすすめします。

「いつ買えば必ず一番安い」と決め打ちするよりも、Adobeを使い始めたいタイミングで公式キャンペーンを確認する、という考え方のほうが現実的です。

セールを待つべき人、待たなくていい人

すぐにAdobeを使わなければならない人は、数千円の差額を待ち続けるより、現在利用できる公式キャンペーンを確認して契約したほうがよいでしょう。

一方、現在の契約が残っていて更新を急ぐ必要がない人は、Amazonの大型セールなども含めて購入方法を比較する価値があります。

チェックしたいセール時期

  • Amazonプライムデー
  • Amazonブラックフライデー
  • 年末年始のセール
  • Adobe公式の期間限定キャンペーン

これらの時期にAdobe Creative Cloudの販売価格を確認し、Adobe公式のキャンペーンと比較するのがおすすめです。

なお、販売形態や対象プランは変更される可能性があるため、購入前に「何ヶ月分のライセンスなのか」「新規契約・更新のどちらが対象なのか」などを必ず確認してください。

キタガワ
キタガワ
私はいつもAmazonのプライムデーやブラックフライデーなどのセールのタイミングで購入するようにしています。

Amazonなどの正規販売店のセールを利用する

過去にはAmazonでAdobe Creative Cloudの1年版が大きく値下がりするセールが複数回行われていました。

このサイトの旧記事でも、2018年から2022年にかけて、AmazonのプライムデーやブラックフライデーなどでAdobe Creative Cloudの1年版が通常より安くなった事例を記録しています。

ただし、これはあくまで過去の実績です。2026年に同じ価格・同じ形式で販売されるとは限らないため、「毎年このセールが最安」と断定するのは避けたほうがよいでしょう。

Amazonで購入する場合は、販売元や商品の内容を確認し、何ヶ月分・何年分のライセンスなのか、新規購入用なのか更新用なのかなどを確認してから購入してください。

デジハリの「Adobeマスター講座」という選択肢

Adobeを安く利用する方法として、以前から知られているのがデジハリ・オンラインスクールの「Adobeマスター講座」です。

Adobeマスター講座にはAdobe Creative Cloudのライセンス1年分が付属しており、Adobe製品の基礎を学べるオンライン教材もセットになっています。デジハリはAdobeのプラチナスクールパートナーとして案内されています。

ただし、現在は「以前のデジハリ」と条件が大きく変わっています

このサイトの古い記事では、Adobeマスター講座を39,980円で購入できると紹介していました。

しかし、デジハリでは2024年12月にAdobeマスター講座の価格が改定され、現在の通常価格は68,800円(税込)です。現在は期間限定価格として65,360円(税込)で案内されています。

そのため、以前の記事に掲載していた「39,980円」という価格を現在の購入価格として参考にしないでください。

デジハリを利用する場合に特に注意したいこと

現在のデジハリ公式ページでは、2024年12月以降に購入されたAdobe CCについて、Adobe社の利用規約変更により、教育ライセンス版の購入は1回限りとなったと案内されています。そのため、2024年12月以降にAdobeマスター講座へ申し込んだ方は、現在の規約では再申込できません。

また、講座に含まれるCreative Cloud学生教職員版ライセンスは個人としてのみ利用可能で、法人での購入・利用はできません。日本国内でのみ利用可能であることも公式ページに記載されています。

以前の「デジハリなら毎年安くAdobe CCを更新できる」という情報は現在の条件には当てはまらないため、この点には特に注意してください。

では、結局どの方法がおすすめ?

こんな人まず検討したい方法
今すぐAdobeを使いたいAdobe公式のキャンペーンを確認
セールを待てるAdobe公式とAmazonなどを比較
Adobeの使い方も勉強したいデジハリなどの講座を比較
IllustratorやPhotoshopだけ使う単体プランを検討
Illustrator・Photoshop・Premiere Proなどを使う複数アプリが使えるプランを検討

私ならどうする?

私自身はIllustratorを中心にPhotoshopやPremiere Proなども使うため、複数のAdobeアプリをまとめて利用できるプランを選ぶメリットが大きいと感じています。

一方で、Adobe製品を1つしか使わないのであれば、最初からすべてのアプリが含まれるプランを契約する必要はありません。

「安いかどうか」だけでなく、「自分が本当に使うアプリにいくら払うのか」という視点で選ぶことをおすすめします。

Adobeを長年使ってきた私から見た、購入時の注意点

私はAdobe製品を20年以上使っており、Creative Cloudも長く利用してきました。

その経験から言えるのは、Adobeの料金は数年前と比べて仕組みがかなり変化しているため、「昔はこの方法が最安だった」という情報をそのまま現在の購入判断に使わないほうがよいということです。

特に、Adobe公式のキャンペーン、Amazonなどの販売店、スクールのライセンス付き講座では、それぞれ対象条件や契約期間が違います。

購入前には、単純な価格だけではなく、契約期間・更新条件・対象者・利用できるアプリ・再購入できるかどうかまで確認しておきましょう。

Adobe Creative Cloudを購入する前に、無料体験を使うのもおすすめ

AdobeではCreative Cloudの無料体験が用意されており、現在の公式ページではCreative Cloud Proについて7日間の無料体験が案内されています.

「Illustratorを仕事で使うか分からない」「Photoshopが自分の用途に合っているか試したい」という場合は、いきなり契約する前に無料体験で操作感を確認するのも一つの方法です。

まとめ:Adobeは「最安のタイミング」より「自分に合う買い方」を選ぼう

Adobe Creative Cloudを安く利用する方法は、以前のように「毎年このセールを狙えばOK」と単純には言えなくなっています。

2026年現在は、Adobe公式の期間限定キャンペーン、Amazonなどの正規販売店のセール、デジハリなどの講座、必要なアプリだけを契約する方法などを比較し、その時点で自分に合った方法を選ぶのがおすすめです。

特にデジハリについては、以前の39,980円という価格や毎年更新できるという情報は現在の条件とは異なるため注意してください。2024年12月以降のAdobe CC教育ライセンスについては、現在の規約では再申込できないとデジハリ公式に明記されています。

Adobeを長く使うのであれば、単純な価格だけでなく、自分が必要とするアプリや契約期間、更新条件まで含めて選ぶことが、結果的に一番無駄のない買い方だと思います。