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デザインに今すぐ使える、トレンドを押さえた装飾ネタが詰まった『あたらしい、あしらい。』

デザインに今すぐ使える、トレンドを押さえた装飾ネタが詰まった『あたらしい、あしらい。』
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PhotoshopやIllustratorの使い方は問題ない。デザインの基本も学んだ。だけどなんか自分の作ったデザインが垢抜けない。そんなことを思った経験、ありませんか?

それ、もしかして「あしらい」の使い方のせいかも知れません。

デザインにおける「あしらい」とは、装飾や細部(ディティール)のことを指します。「あしらい」に当たるものは色々ありますが、よく見るものとしては次のようなものがあります。

  • リボン
  • ふきだし
  • 文字の加工
  • イラスト

この部分がちょっとひと昔前のテイストだったり過剰すぎたり少なすぎたりすると、せっかくのデザインの完成度が上がらないわけです。

2020年8月31日に発売された『あたらしい、あしらい。』(ingectar-e・著)は、「あしらい」のNGな使い方とOKな使い方の作例を見比べながら、どう使えば今風のおしゃれで洗練されたデザインになるのかを学べる書籍です。

読むだけでデザインの完成度をぐっと上げるヒントに

この本の良い部分は何と言っても作例が豊富なところ。ちょっと古いあしらいを使ったNG例と、それを今っぽく作り直したOK例が200ページ以上、数にして34種類も掲載されていて、それぞれを比較しながらデザインの完成度を上げるノウハウが自然に学べてしまいます。

見開きで左側にNG例、右側にOK例が大きく載っていて、そこにそれぞれのダメなポイントと改善して良くなったポイントの解説が書かれてあるので、その差がすごく分かりやすいんですよね。

『あたらしい、あしらい。』でのNG例とOK例との比較『あたらしい、あしらい。』ではNG例とOK例を見開きで比べながら、どこを改善すべきなのかについて学ぶことができます。

この本が地味に「すごいな〜」と思うのが、ここで紹介されているNG例、パッと見て「ダサッ!」って感じじゃ全然ないんですよ。単体で見ると「全然普通に綺麗なデザインじゃん?」と思うものも結構あるんです。

ただ、OK例と見比べてみるとやっぱり「全然変わる〜〜〜〜〜!」と思ってしまう。そしてそれが「あしらい」の力なんだなと気付かされるのです。それがこの本の価値なんだと思います。

シリーズ本も累計20万部突破のベストセラー

この『あたらしい、あしらい。』、発売わずか3日で重版が決定したそうです。いやいやいやいや…。人気作家の小説や漫画ならともかく、デザインの専門書でこんなに飛ぶように売れるって凄すぎません…!?

でもそれもそのはず。この『あたらしい、あしらい。』、実は同じシリーズで『けっきょく、よはく。』『ほんとに、フォント。』という本があり、こちらも累計20万部を超える大ヒット書籍なんです。

この2冊も同じように、OK例とNG例を分かりやすく並べ、どうすればデザインがもっと良くなるかのヒントがたくさん学べる内容で、まぁヒットしたのも納得の良本なんですね。

シリーズの前作と前々作で得た高い評価があったからこそ、第3弾となる『あたらしい、あしらい。』も発売わずか3日で重版という大ヒットになったというわけです。

デザインだけではなく、イラストにも効果大

「これって結局、デザインをする人のためだけの本なの?」と思われた方、ちょっと惜しいです。というのも、僕個人的にはこの本、イラストレーターにもかなり役立つと思うからです。

イラストレーターって人なら人、物なら物だけを描くことももちろん多いんですが、色んなモチーフやあしらいを並べて雰囲気を演出するようなことも結構あります。そんな時にこの『あたらしい、あしらい。』は結構使える相棒になってくれると思うのです。

『あたらしい、あしらい。』でのイラストを使ったあしらいの例シンプルでおしゃれなイラストを取り入れることで、シンプルなデザインやイラストをパッと賑やかすことも。

作例ではモデルさんの写真を使った雑誌の表紙風デザインに手描きイラストを描き足すことで抜け感を演出していますが、こういうタイプのあしらいなら「メインのイラストを楽しく引き立てる演出」もできてしまいます。

実際に写真にあしらいを描いてみた

さて、前作・前々作の評価が高いのと、今回も売れていることは分かっていただけたと思うんですが、「ここにあるあしらいで実際にデザインが良くなるの?」というのが最終的に買う買わないの分かれ目ですよね?

そこで僕が「この本で紹介されているあしらいだけを使って架空のDMを作ってみよう!」と思い立ち、実際にやってみた過程をYouTubeにアップまでしてみました。実際には少しこの本にはないイラストも入れてしまったんですが、観ていただければお分かりになる通り、(たぶん)誰でも描けるぐらい単純な線のイラストです(笑)

元素材は1枚の写真なんですが、その写真に『あたらしい、あしらい。』で紹介されている手描きイラストのあしらいを描いていけば、果たして良い感じになるのか?

良かったら下の動画でご確認ください。

まぁこれ系のデザインはもっとセンスが突き抜けた方がたくさんいらっしゃるので「何だ、大したことないな」と思われるかもですが(笑)、少なくとも「誰でもそれっぽいおしゃれなデザインに近付けることは、意外と簡単にできる」ことが伝われば幸いです。