Kindle Paperwhiteを使ってみたいけれど、「紙の本と比べてどうなの?」「本当に読みやすい?」「買って後悔しない?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

私は2016年頃にKindle Paperwhiteの第7世代を購入し、約3年間使いました。

海外留学をきっかけに、たくさんの本を持ち歩かずに読書できる端末が欲しくなったのが購入した理由です。実際に使ってみると、軽くてかさばらず、読みたい本をその場ですぐ購入できるなど、紙の本とは違った便利さを感じました。

一方で、ページを大きく移動するときの操作性や、カラー表示できないことなど、「紙の本のほうが使いやすい」と感じる場面もありました。

この記事では、Kindle Paperwhite第7世代を約3年間使った実体験をもとに、良かった点とイマイチだった点を紹介します。

また、私はその後Kindle Paperwhiteの第10世代に買い替えています。最後には、第7世代から買い替えてどう変わったのか、そして2026年現在にKindleを購入するならどう考えればよいのかについても紹介します。

Kindle Paperwhite(第7世代)
Kindle Paperwhite(第7世代)

Kindle Paperwhite第7世代を使って良かった点

Kindle Paperwhite第7世代を約3年間使ってみて、特に便利だと感じたのは「軽くて持ち運びやすいこと」「本を置く場所を取らないこと」「読みたい本をすぐに読めること」です。

ここでは、実際に使って感じたメリットを紹介します。

軽くて、たくさんの本を持ち歩ける

Kindle Paperwhite第7世代を使って良かったと感じたことの一つが、本を何冊持ち歩いても荷物がほとんど増えないことです。

私がKindle Paperwhiteを購入したきっかけの一つは、海外留学中に英語の本をたくさん読みたかったからでした。

紙の本を何冊もスーツケースやバッグに入れて持ち歩くのは大変ですが、Kindleなら本体1台に複数の電子書籍を入れておけます。読みたい本を何冊も持って行っても、荷物の重さや大きさをほとんど気にしなくて済みました。

第7世代の重量は約205g。文庫本1冊程度の重さなので、バッグに入れて持ち歩くのもそれほど苦になりませんでした。

目が疲れにくいと感じた

Kindle Paperwhite第7世代を使っていて、私が特に気に入っていたのが、長時間読書しても紙の本に近い感覚で読めることでした。

スマートフォンやタブレットの画面とは違い、Kindle Paperwhiteは電子ペーパーを採用しています。そのため、読書中にスマートフォンのような光り方をしないのが特徴です。

私自身は第7世代を約3年間使っていて、長時間読書するときにも「画面を見続けている」という感覚が比較的少なく、目が疲れにくいと感じていました。

もちろん、読書時間や周囲の明るさなどによって感じ方には個人差がありますが、スマートフォンやタブレットでの読書よりも、紙の本に近い感覚で読書したい人にはKindleは向いていると思います。

読みたい本をすぐに読める

Kindle Paperwhiteを使っていて便利だと感じたのが、読みたいと思った本をすぐに購入して、その場で読み始められることです。

紙の本なら書店へ買いに行ったり、通販で注文して届くのを待ったりする必要がありますが、Kindleなら端末から購入して、すぐに読み始めることができます。

私は「この本を読んでみたい」と思ったときに、その気持ちが冷めないうちに読み始められるのが気に入っていました。

特に旅行中や外出先など、「今読みたい」と思ったタイミングですぐ読めるのは、紙の本にはないKindleの大きなメリットだと思います。

Kindle Paperwhite第7世代のイマイチだった点

Kindle Paperwhite第7世代には便利なところが多い一方で、紙の本と比べると「ここは使いにくい」と感じる部分もありました。

ここでは、約3年間使って特に気になった点を紹介します。

ページを大量に移動するときは使いにくい

Kindleで少し気になったのが、読みたいページまで大きく移動するときの操作性です。

普通に1ページずつ読み進める分にはそれほど気になりませんが、例えば「数十ページ前に戻りたい」というときは、紙の本のほうが圧倒的に操作しやすいと感じました。

紙の本ならページをパラパラとめくって、目的の場所を目で探すことができます。Kindleではこうした操作がしにくいため、ページを大きく移動したい場面では少しストレスを感じることがありました。

電子書籍は「順番に読み進める」用途には向いていますが、前のページを何度も参照したり、目的の場所を行き来したりする本では、紙の本のほうが使いやすいと今でも感じます。

防水ではないので、水回りでの使用には注意が必要

Kindle Paperwhite第7世代を使っていて不便に感じた点の一つが、防水仕様ではなかったことです。

私は第7世代を使っていた頃、お風呂で読書をすることがありました。防水ではないため本来は避けたほうがよい使い方ですが、実際には約3年間使っても故障することはありませんでした。

とはいえ、これはあくまで私の場合の話です。防水性能のない電子機器を水のかかる場所で使用すると、故障する可能性があります。

お風呂や水回りでKindleを使いたいのであれば、防水に対応した現行モデルを選ぶほうが安心です。

カラー表示には対応していない

Kindle Paperwhite第7世代はモノクロ表示なので、カラーのイラストや写真を楽しむ用途には向いていません。

小説や文章中心の本を読む場合は特に問題ありませんが、イラスト集や写真集、カラーの雑誌などでは、紙の本やタブレットのほうが見やすいと感じます。

私自身、イラストレーターという仕事柄、イラストやデザイン関連の本を読むことがありますが、カラーで確認したい資料についてはKindleではなく紙の本やiPadなどを使うことが多くなりました。

そのため、Kindle Paperwhiteは文章を中心に読む人には向いていますが、カラーコンテンツを重視する人には不向きだと思います。

読んだ本を売ることができない

紙の本と違って、Kindleで購入した電子書籍は、読み終わったあとに中古本として売ることができません。

紙の本なら、読まなくなった本を中古書店やフリマアプリなどで売ることができますが、電子書籍ではそうした処分方法がありません。

そのため、「読み終わった本は売って次の本の購入費に充てたい」という人には、紙の本のほうが向いています。

一方で、購入した本を何度も読み返したい人や、本を手元に残しておきたい人にとっては、それほど大きなデメリットではないでしょう。

Kindle Paperwhite第7世代から第10世代に買い替えてどう変わった?

Kindle第10世代とKindle第7世代の比較
左が第7世代で右が第10世代

第7世代を約3年間使ったあと、私は後継モデルのKindle Paperwhite第10世代に買い替えました。

実際に両方を使い比べてみると、劇的に別物になったというより、防水や容量、軽さなど、日常的に使ううえで便利な部分が改善されているという印象でした。

特に大きいと感じたのは、以下の3点です。

  • 防水に対応した
  • ストレージ容量が増えた
  • 第10世代のほうが軽くなった

一方で、動作速度や画面の見え方などは、私の体感では大きな違いを感じませんでした。

第7世代と第10世代を実機で詳しく比較した内容は、こちらの記事で紹介しています。

 

2026年の今、Kindle Paperwhite第7世代を買うのはおすすめ?

ここまで読んで「Kindle Paperwhite第7世代を使ってみたい」と思った方もいるかもしれません。

ただ、私が第7世代を購入したのはかなり前のことで、現在はさらに新しいモデルが販売されています。

そのため、2026年の今から新品のKindleを購入するのであれば、第7世代ではなく、現在販売されているモデルを選ぶことをおすすめします。

一方で、中古などで第7世代をかなり安く入手できるのであれば、「とにかく安く電子書籍を読みたい」という人には選択肢になるでしょう。

中古で安く買えるなら選択肢になる

第7世代はかなり古いモデルですが、電子書籍を読むという基本的な用途には今でも使えます。

小説や文章中心の本を読むことが目的で、できるだけ購入費を抑えたいのであれば、中古品を安く入手するという選択肢はあります。

ただし、バッテリーの劣化や本体の状態などは中古品ごとに異なるため、購入する場合は状態をよく確認したほうがよいでしょう。

今から新品を買うなら現行モデルがおすすめ

これから初めてKindleを購入するのであれば、古い第7世代よりも、現在販売されているKindleを選ぶほうが安心です。

現在のKindle Paperwhiteは第12世代で、7インチのディスプレイ、16GBのストレージ、色調調節ライト、防水機能などを備えています。

第7世代を長期間使った私からすると、特に「防水」「USB-C」「容量」「新しい世代ならではの使いやすさ」を考えると、今から購入するなら現行モデルを選ぶほうがメリットは大きいでしょう。

現在のKindle Paperwhiteの価格や詳しい仕様は、Amazonで確認できます。

結論:2026年の今から新品で購入するなら、第7世代ではなく現行モデルがおすすめです。

 

Kindleと紙の本を使い分けています

Kindleを使うようになってからも、私はすべての本を電子書籍にしたわけではありません。

本の種類や用途によって、Kindleで読む本と紙で買う本を使い分けています。

私の場合は、だいたい次のような基準で選んでいます。

Kindle向き紙の本向き
小説や文章中心の本イラスト集・写真集
英語の多読用の本デザイン・イラスト関連の資料
一度読めば十分な本何度も見返したい本
セールなどで電子版が安くなっている本読み終わったら売りたい本

特にイラスト集やデザイン関連の本は、カラーや細かい部分を確認したいことが多いため、私は今でも紙の本を選ぶことが多いです。

一方で、小説や文章中心の本なら、軽くて場所を取らないKindleのメリットを大きく感じます。

まとめ

Kindle Paperwhite第7世代を約3年間使ってみて、特に良かったと感じたのは、軽くて持ち運びやすいこと、本を置く場所を取らないこと、読みたい本をすぐに読めることでした。

一方で、ページを大きく移動するときの操作性や、カラー表示に対応していないこと、防水ではないことなど、紙の本や新しいKindleのほうが便利だと感じる部分もあります。

私はその後、Kindle Paperwhite第10世代に買い替えました。第7世代と比べると、防水対応や容量の増加、軽量化などの違いがあり、買い替えるメリットを感じました。

現在はさらに新しいKindle Paperwhiteが販売されています。そのため、2026年の今から新品のKindleを購入するのであれば、第7世代ではなく現行モデルを選ぶのがおすすめです。

一方で、第7世代を中古でかなり安く入手できるのであれば、小説などの文章中心の本を読むための端末として使うことはできるでしょう。

Kindleと紙の本にはそれぞれ向いている用途があります。私自身も、文章中心の本はKindle、イラスト集や資料など何度も見返したい本は紙、といった具合に使い分けています。