みなさん、Macbookを持ち運ぶバッグについて悩んでいませんか?
確かにそうですよね、僕も実際に買うまではそうでした。
結論を言うと、いくつかのバッグを検討してみて、機能性・背負い心地・おしゃれさなど総合的にポイントが高く、実際に購入に至ったのは「INCASE(インケース)のCL55452」でした。CL55452については別記事で使い勝手を詳しくまとめていますので、是非読んでみてください。
しかし今回ご紹介する「ModernistLook EX」もほぼ同じぐらい使い勝手が良く、購入をしても良いなと思いました。使い心地などは若干CL55452のほうに軍配が上がると思いましたが、充電ポートつきという点においてはModernistLook EXのほうに一日の長があります。
それでは(友人に貸してもらった)実物を見ながらレビューしてみたいと思います。
ModernistLookについて
この「ModernistLook」というブランドについて、僕なりに色々と調べてみたんですが、そのメーカーについては謎に包まれています。
公式サイトを見てみても、
- ModernistLookはグローバルブランド
- 問い合わせの電話番号が北米(アメリカもしくはカナダ)
- 全世界送料無料
ということぐらいしか判らず、本拠地がどこなのかも記述がありません(僕が見落としているだけならすみません)が、配送日数に関する説明のページを見る限り、おそらくアメリカ合衆国に本拠地があるものと思われます。
ただし設計やデザイン、使い勝手などについては相当こだわりのあるブランドであることが、公式サイトを見ても窺えるのは間違いありません。
そしてどこに本拠地があるにせよ、全世界送料無料というのが素晴らしすぎます。
ModernistLook EXの大きな特徴
撥水性素材のコンパクトな見た目
さて、前置きが長くなりましたが、いよいよ実物を見ていきましょう。
「ModernistLook EX」はMacbookやMacbook Proなど、15.6インチのノートパソコンが収納できるリュックサックです。
素材は外側がナイロン、内側がポリエステルとなっており、耐水性に優れた構造となっています。
主にノートパソコンという精密機械を入れるため、防水がしっかりしているのはとてもポイントが高いです。
見た目は割とコンパクトな印象です。
このリュックの大きな特徴が、「ジッパーがリュックの底あたりまで開けられ、かなり広い角度まで開くことができる」という点です。
ジッパーを下まで下ろすと、約45度ぐらいまでリュックを開くことができます。
上から見てみるとリュックの中をよく確認することができますし、荷物の出し入れもかなりしやすいです。
USB充電ポートがついている
何と言ってもこの「ModernistLook EX」の最大の特徴は、充電用のUSBポートがついていることです。
下の写真のようにリュックの内側にUSBケーブルと端子があり、
外側側面のUSBポートへと繋がっているのです。
どのように使うのか?
実際にモバイルバッテリーを接続してみました。
使ったのは、「Cheero」というブランドのモバイルバッテリーです(現在は新型が発売中)。
使い方はいたって簡単。
このようにリュックの中のUSB端子をモバイルバッテリーに挿し、
外側のUSBポートに、USBケーブルを繋ぐだけです。
今回繋いだのはiPhoneの充電用のライトニングケーブルです。
ケーブルをiPhoneに繋げるとこんな感じです。
そしてUSBポートのすぐ下にあるポケットは、5.5インチサイズのiPhone(iPhone7 plusやiPhone8 plusなど)がピッタリと収まります。
iPhoneXはiPhone8 plusより若干小さいサイズなので、もちろん余裕で入ります。
様々なものを収納できるポケットがたくさん
外側の上部には財布や定期入れを収納するのにちょうど良いサイズのポケットがあります。
リュックの内部ですが、片側の一番外側にMacbookなどの15.6インチサイズのノートPCが収納できるポケットがあり、そのポケットにもう1つ、ノートなどが収納できるポケットがついています。
内部の反対側のサイドはジッパー付きのポケットが1つ、そしてその下にジッパーのない2つに分かれたポケットがあります。
それでは実際に15.6インチのMacbook Proを入れてみたいと思います。
こんな感じでジャストフィット。
少し余裕があるので、カバーなどをつけていても問題なく入りそうです。
Macbookの反対側にある2つのポケットは、Macbookの電源アダプタとMagicMouse2を入れるのにちょうど良いサイズ感です。
中央の底にはJobsonの冷却スタンド「JB435」も入れています。
JOBSONの冷却スタンドについては、【レビュー】JOBSON JB435 | 最軽量、持ち運びに最適な冷却スタンドという記事の中で詳しくレビューしています。
ちなみにMacbook Proと電源アダプタ、Magic Mouse2を入れてもまだまだスペース的に余裕そうだったので、ペンタブレットのセット(タブレットとペン、そしてペンホルダー)を入れてみたんですが、それでもまだまだ余裕があります。
ペンタブまで入れたところでジッパーを閉じてみました。
かなり色々入れたのにまったくパンパン感はありませんし、もちろんリュック自体が変形したりもしていません。
さらにKindleとノート1冊を追加。
さすがにここまで入れると結構な重量感ですが、それでも背負った時に重みによって引っ張られて形が歪んだりすることはありませんでした。
外側上部のポケットに財布を入れてみたところです。
今回入れてみた財布はこういう三つ折り型の財布でしたが、おそらく長財布でも十分入りそうなスペースがあると思います。
改めて今回入れてみたものを並べてみました。
これだけのものを入れてようやく「だいたいスペース的には十分使い切った」と言えるレベルでした。
さすがに重みはかなりありましたが、リュック自体に負荷がかかりすぎてすぐダメになりそう(伸びたり変形したり歪んだり)な気配はまったくなく、むしろ「このぐらいなら想定内だぜ」と言わんばかりの包容力を感じました。
背負い心地について
中にものを詰めて背負ってみましたが、うまい具合に重みが分散されている感じがし、特に体の一部に負担がかかったりするような感じはありませんでした。
加えて、フィット感が良いからなのか、「かなりコンパクトなものを背負っている」印象を受けました。
背負っていても動きやすく邪魔にならないとも言えますね。これはかなり良いと思います。
デメリットは?
実際にものを入れたり背負ってみたり、持ちながらジッパーを開けてみたりしましたが、これといって欠点っぽい欠点は見当たりませんでした。
また少し触らせてもらってみて、何か気になる点があれば追記していきたいと思います。
ModernistLook EXは「買い」?
今回紹介のために友人にModernistLook EXを使わせてもらいましたが、
「じゃあ僕が持っているINCASEのリュックと比べてどうなのか?」
という点について、お伝えしておきます。
僕が使っているAppleの公認ブランドであるINCASE(インケース)のCL55452と比べた時の正直な意見としては…
「ほとんど僅差だけど、背負い心地と使い勝手は若干INCASE CL55452のほうが上かな」
という感じです。
背負い心地はModernistLook EXもかなり良いのですが、INCASE CL55452のほうが若干肩のベルト部分の幅が太く、食い込むような感じがより少ないという気がします。
あと、使い勝手ですが、INCASEのCL55452のほうは一番上にあるポケット部分が財布・小物管理に絶妙な作りなんです。本当に細かいところの差なんですが、個人的には「CL55452のほうにわずかに軍配があがるかな〜」といったところです。
詳しくは過去にCL55452のレビュー記事や、その他のバッグも含めての比較記事も書いてありますので参考にしてみてください。